語り手の視点

物語文と小説 / 7枚

物語を語っている立場が語り手です。だれの目から書かれているかで、読み取れることが変わります。

語り方特徴
一人称(私)語り手の心情だけが分かる
三人称(彼・彼女)外から書く
全知の語りすべての人物の心の中が書かれる

一人称では、ほかの人物の心の中は書けません。だから、ほかの人がどう思っているかは、語り手の推測として書かれます。

語り手が子どものときは、読者のほうが先に気づくことがあります。語り手が分かっていないことを、読者が読み取れるように書かれている、という仕掛けです。

語り手が変われば、同じ出来事も見え方が変わります。だれの目で語られているかを確かめることが、物語を正しく読む第一歩になります。

語り手と作者は別のものです。「私」が語っていても、その考えが作者の考えとはかぎりません。設問で問われているのがどちらかを確かめてください。

カードの一覧

問題答え
物語を語っている立場を何という?語り手
「私」が語る書き方を何という?一人称
「彼」「彼女」で語る書き方を何という?三人称
すべての人物の心の中が書かれる語り方を何という?全知の語り
一人称で分かるのは、だれの心情?語り手だけ
語り手が子どものとき、読者が気づくことがあるのは?語り手が分かっていないこと
語り手が変わると、同じ出来事はどうなる?見え方が変わる