中学受験の全体像
中学受験は小4から小6までの3年間で進みます。学年ごとに何をするか、入試がいつあるか、どのくらいの学校があるかを最初にまとめます。
中学受験の勉強は、多くの家庭で小学4年生の2月に始まります。塾の学年は2月に切り替わるため、小学3年生の2月が「新4年生」の始まりです。そこから入試までは、ちょうど3年間あります。
3年間のおおまかな流れ
小4は学ぶ習慣をつくる年です。週2回ほどの通塾で、算数と国語を中心に基礎を積みます。理科と社会が本格的に始まるのもこの学年です。
小5は分量がいちばん増える年です。算数では割合・比・速さ・図形と、入試で問われる中心の単元がまとめて出てきます。ここでつまずくと、小6での立て直しに時間がかかります。
小6は仕上げの年です。前半で全単元を一周し、夏休みに弱いところを埋め、秋から過去問に入ります。12月からは受ける学校に合わせた仕上げをします。
入試はいつあるか
入試の日は地域によって違います。首都圏は2月1日から始まり、最初の4日間に集中します。関西は1月中旬の統一解禁日から始まり、数日で大半が終わります。
当サイトが収録している試験日を数えると、2月1日がもっとも多く、2日・3日・4日と続きます。1月は16日から18日にかけての山があり、これが関西と埼玉・千葉の入試にあたります。
どのくらいの学校があるか
当サイトは中学受験・受検の対象になる学校を全国で1,000校あまり収録しています。私立が大半で、国立の附属中学校と、公立の中高一貫校が続きます。
公立中高一貫校は「入試」ではなく「適性検査」で選抜します。教科ごとの試験ではなく、資料を読んで考えを書く形式が中心です。私立とは対策が変わるため、受検を考えるなら早めに知っておく必要があります。
最初に決めておくとよいこと
- どの地域の学校を受けるか。通学時間の上限を先に決めると、候補が絞れます
- 塾に通うか、家庭学習で進めるか
- 受験をいつまで続けるか。途中で方針を変える判断も、あらかじめ家族で話しておくと迷いが減ります
決められないことは、後回しにしてかまいません。小4のうちは、勉強の習慣がつくかどうかのほうが大切です。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。