
中学受験でよく使う言葉
受験・受検、適性検査、午後入試、繰り上げ合格。中学受験でよく出てくる言葉の意味をまとめます。
中学受験には、独特の言い方があります。知らないと説明会や募集要項が読めません。
受験と受検
- 受験 — 私立・国立の入試を受けること
- 受検 — 公立中高一貫校の適性検査を受けること
当サイトでも書き分けています。
適性検査
公立中高一貫校の選抜です。「入試」とは呼びません。
教科ごとの試験ではなく、資料を読んで考えを書く形式が中心です。
午前入試・午後入試
- 午前入試 — 朝から行う入試
- 午後入試 — 同じ日の午後に行う入試
1日で2校受けられます。科目が少ないことが多くあります。
実質倍率と応募倍率
- 実質倍率 — 受験者数 ÷ 合格者数
- 応募倍率 — 志願者数 ÷ 募集人員
当サイトでは実質倍率だけを出しています。 学校が「倍率」と書いていても、どちらか分からないためです。根拠の数を必ず添えています。
繰り上げ合格
合格者が入学しなかった場合に、次の順位の受験者を合格にすることです。「補欠合格」とも呼びます。
学校によって、順位を知らせる場合と知らせない場合があります。連絡の時期も学校ごとに違います。
延納
入学金の納入を、期限より遅らせられる制度です。
第一志望の結果が出る前に、併願校の納入期限が来ることがあります。延納があると、その心配が減ります。募集要項で確かめてください。
特待・スカラシップ
入試の成績によって、授業料などが減免される制度です。学校によって名前も条件も違います。
4科・2科
- 4科 — 国語・算数・理科・社会
- 2科 — 国語・算数
両方を選べる学校が多くあります。判定の方法は学校ごとに違います。
偏差値
模試を受けた集団の中での位置を表す数字です。模試ごとに基準が違います。
当サイトでは、模試の偏差値を載せていません。理由は次の記事にあります。
出願と手続きの言葉
- 募集要項 — 学校が公表する、入試の決まりを書いた文書。日程・科目・受験料・手続きがここに載ります
- インターネット出願 — 学校のページから願書を出す形。いまはこれが主流です
- 受験票 — 出願のあとに受け取る、試験当日に持っていく書類
- 入学手続き — 合格したあとに入学金を納めて、席を確保すること。期限が短いので先に確かめてください
- 延納 — 入学金の納入を期限より遅らせられる制度(上の節を参照)
- 辞退 — 手続きをした学校へ、入学しないと伝えること。返金の範囲は学校ごとに違います
入試の形をあらわす言葉
- 適性検査型入試 — 公立中高一貫校の適性検査に似た形の入試。私立が行うものです
- 思考力入試 — 教科の枠にとらわれず、資料を読んで考えを書かせる形
- 英語入試 — 英語の力を使って受けられる入試。英検の級を条件にする学校もあります
- 算数1科入試 — 算数だけで受けられる入試
- 自己推薦 — 出願のときに自分の活動や実績を出す形
- 帰国生入試 — 海外で学んだ人を対象にした入試。条件は学校ごとに違います
- 専願・併願 — その学校だけを受ける約束をするか、他校も受けるか。扱いは学校ごとに違います
合否にまつわる言葉
- スライド合格 — 上のコースで不合格でも、下のコースで合格になる制度
- 複数回受験の優遇 — 同じ学校を何度も受けると、加点や優先がある制度。ある学校と無い学校があります
- 補欠・繰り上げ — 入学しない人が出たときに、順に合格を出すこと(上の節を参照)
- 合格最低点 — その回の合格者のうち、いちばん低かった点数。公表しない学校もあります
日程の言葉
- 解禁日 — その地域で入試を始めてよい日。関西では1月中旬、首都圏では2月1日が中心です
- 前受け — 本命の前に、合格を得ておくために受けること
- 午後入試 — 同じ日の午後に行う入試(上の節を参照)
- サンデーショック — 2月1日が日曜に当たる年に、日曜を避ける学校が日程をずらすこと。その年だけ併願の組み方が変わります
学校の形をあらわす言葉
- 中等教育学校 — 中学と高校が1つの学校になっているもの。高校からの募集はありません
- 併設型 — 中学と高校が別々の学校で、中学からそのまま上がれるもの
- 完全中高一貫校 — 高校からの募集をしない学校
- 進学校・附属校 — 大学受験を目指す学校と、系列の大学へ進める学校
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。