適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは何が違うか
公立中高一貫校の適性検査は、番号ごとに問われる力が違います。ⅠとⅡの役割、Ⅲを課す学校の傾向、どこから対策するかをまとめます。
公立中高一貫校の適性検査は、「適性検査Ⅰ」「適性検査Ⅱ」のように番号で分かれています。番号は時間割の順番ではなく、問われる力の区分です。
番号の意味は学校によって違う
まず知っておいてほしいのは、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの中身は全国で統一されていないということです。同じ「適性検査Ⅰ」でも、作文が出る学校と、資料の読み取りが出る学校があります。
受検する学校の過去問を見て、その学校での番号の意味を確かめてください。ここを他校の情報で決めつけると、対策の向きがずれます。
よくある形
多くの学校では、おおまかに次のように分かれています。
- Ⅰ … 文章を読んで、自分の考えを書く。 400字前後の作文を含むことが多い
- Ⅱ … 資料や図表を読み、数や条件を扱う。 算数・理科・社会の内容がまとめて出る
- Ⅲ … 学校が独自に課す。 算数寄り、または理科寄りの、より難しい問題
Ⅲは全校にあるわけではありません。課している学校は、そこで差が付きます。
教科ごとの試験ではない
適性検査は「算数の試験」「国語の試験」という形をとりません。1つの大問の中に、資料の読み取り・計算・説明の記述がまとめて入ります。
そのため、教科ごとの点数が良くても検査で取れないことがあります。逆に、教科の成績が飛び抜けていなくても、条件を整理して書ける子は取れます。
どこから対策するか
まずⅡ(またはそれに当たる番号)からです。 資料の読み取りと条件の整理は、練習した分がそのまま点になります。
作文は伸びるまでに時間がかかるので、早く始めて長く続けるほうが向いています。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。