低学年(小1〜小3)の過ごし方
低学年で先取りをしても、小5で追いつかれることがあります。この時期に伸ばしておきたい3つの力と、家でできることをまとめます。
低学年のうちに中学受験の単元を先取りしても、その差は長くは続きません。小5で扱う内容は抽象度が上がるため、そこで改めて理解し直すことになるからです。
この時期に効くのは、量より習慣です。次の3つを土台にしておくと、小4からの勉強が楽になります。
1. 机に向かう習慣
毎日15分でかまいません。時間を決めて、同じ場所で座ることを続けます。
内容は計算や漢字のような軽いもので十分です。やる量より、やらない日をつくらないことを優先します。
2. 読む力
中学受験の国語では、小学生には長い文章が出ます。物語文で4,000字を超えることもめずらしくありません。
読む速さは、読んだ量でしか伸びません。この時期は好きな本でかまわないので、量を読んでおきます。音読も効きます。声に出すと、読み飛ばしに気づけます。
3. 数の感覚
計算の速さは、あとから鍛えるより低学年で身につけたほうが楽です。
- 九九を、逆からも言えるようにする
- 100までの数の足し算・引き算を暗算でできるようにする
- 単位(長さ・重さ・かさ・時間)を実物と結びつけて覚える
単位は算数と理科の両方で使います。1メートルがどのくらいか、1リットルがどのくらいかを、体で分かっている子は文章題でつまずきにくくなります。
やらなくてよいこと
- 難しい特殊算の先取り。小5で扱うときに、比を使ったもっと楽な解き方を学びます
- 長時間の勉強。この時期に勉強を嫌いになると、あとの3年間が苦しくなります
塾に通うかどうか
低学年から通う必要はありません。ただし、家で勉強の習慣をつくるのが難しいなら、通うこと自体が習慣になります。
通う場合も、宿題を全部やり切ることにこだわらないでください。低学年の目的は、勉強が嫌にならないまま小4を迎えることです。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。