読書は国語の点になるか
本を読む子が国語で得点するとは限りません。読書と読解の違いと、学年ごとに本とどう付き合うかをまとめます。
「本をよく読むのに国語ができない」という相談は、とても多くあります。読書と入試の読解は、別の作業だからです。
何が違うか
読書は、好きなところを好きな速さで読み、分からないところは飛ばしてよい作業です。
入試の読解は、初めて見る文章を、決められた時間で、書かれていることだけを根拠に読む作業です。好みも、飛ばすことも許されません。
それでも読書は効く
土台としては確実に効きます。効くのは次の2つです。
- 語彙。知らない言葉が多いと、文章そのものが読めません
- 長い文章に慣れること。入試の文章は数千字あります
ただし、効くまでに時間がかかります。 小6の秋から読書量を増やしても、点には間に合いません。
学年ごとの付き合い方
- 小4まで … 好きな本を好きなだけ読ませる。ここが土台になります
- 小5 … 説明文も読ませる。物語だけだと、説明文で急に読めなくなります
- 小6 … 読む時間は減ります。塾の教材の文章を読み物として読む形で十分です
苦手な子への入り口
長い物語が続かない子には、短い文がたくさん入っている本から始めてください。図鑑・科学の読み物・伝記でも構いません。物語でなければいけない理由はありません。
理科と社会の知識にもつながります。
読んだあとに一言だけ聞く
感想文は要りません。「どんな話だった?」と一言聞いて、答えられれば十分です。説明する練習が、そのまま記述の練習になります。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。