過去問から出題単元をつかむ
同じ学校の問題を並べると、よく出る単元が見えてきます。傾向のつかみ方と、対策への結びつけ方をまとめます。
学校ごとに、よく出る単元があります。3年分を並べると、偏りが見えてきます。
数えてみる
解いた過去問を、大問ごとに単元で分類します。
- 算数 — 速さ、図形、場合の数、特殊算
- 国語 — 物語文、説明文、詩、漢字、語彙
- 理科 — 生物、地学、物理、化学
- 社会 — 地理、歴史、公民、時事
3年分で同じ単元が2回以上出ていれば、そこはその学校がよく出す単元です。
傾向の例
学校によって、こうした偏りが見られます。
- 算数の大問1が計算、大問2が小問集合で、そこだけで4割の配点
- 国語が説明文1題のみで、記述が多い
- 理科が物理と化学に偏る
- 社会が地理と歴史だけで、公民が出ない
配点の偏りは、勉強の配分に直結します。 計算と小問で4割なら、そこを確実にするほうが、難しい大問1つを取るより効率がよくなります。
対策への結びつけ方
つかんだ傾向を、次のように使います。
- よく出る単元を、重点的にやり直す
- 出ていない単元は、後回しにする
- 記述が多いなら、書く練習を増やす
出ていない単元を切り捨てるのは、直前期だけにしてください。 秋の時点で切ると、傾向が変わったときに対応できません。
併願校との共通点
複数の学校を受けるなら、共通してよく出る単元を探します。そこは全部の学校で使えるので、優先度が高くなります。
逆に、1校でしか出ない特殊な形式(適性検査型、思考力型など)は、その学校を本当に受けるかを決めてから対策します。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。