親の関わり方
教えるより、環境と段取りを整えるほうが効きます。何を引き受け、何を任せるかの線引きをまとめます。
中学受験は、保護者の関わりが大きい受験です。ただし、関わり方を間違えると逆に伸びません。
保護者が引き受けること
子どもには任せられないことがあります。
- 出願の手続きと期限の管理
- 説明会の予約と、当日の付き添い
- 受験の当日の移動と持ち物
- 塾との連絡
- 費用の管理
出願の期限を過ぎると、どれだけ勉強していても受けられません。 ここは確実に管理します。
子どもに任せること
- 何をどの順でやるか(小6は自分で決められるようになるとよい)
- 分からないところを塾で質問すること
- 学校を見て、行きたいかどうかを判断すること
「行きたい」という気持ちは、本人のものです。 保護者が決めた志望校では、秋以降の勉強が続きません。
教えるかどうか
保護者が教えると、塾と違う解き方になって混乱することがあります。
- 丸つけは手伝ってよい
- どこでつまずいたかを一緒に探すのはよい
- 解き方を教え込むのは、慎重に
分からないところは塾で質問するよう促すほうが、長い目で見て確実です。
言わないほうがよいこと
- 「なんでこんな問題ができないの」
- 「〇〇くんはできているのに」
- 「これだけやってこの点数?」
成績が下がったときほど、本人がいちばん分かっています。 追い打ちをかけると、勉強そのものが嫌になります。
言うとよいこと
- 「よくやったね」— 結果ではなく、やったことに対して
- 「どこが難しかった?」— 一緒に見る姿勢
- 「今日はここまでにしよう」— 区切りをつける
夫婦で方針をそろえる
片方が厳しく、もう片方が甘いと、子どもが混乱します。
受験をどこまで続けるか、成績が下がったらどうするかを、あらかじめ話し合っておくと、途中でぶれません。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。