
塾のかけもち(併塾)は必要か
大手の集団塾に通いながら、個別指導や別の塾にも通う家庭があります。効く場合と、かえって足を引っぱる場合があります。何を補うために足すのかをはっきりさせる考え方をまとめます。
集団塾に通いながら、別の塾にも通うことを「併塾」といいます。 小6の後半に増えますが、効く場合とそうでない場合がはっきり分かれます。
何を補うのかを先に決める
併塾がうまくいくのは、足りないものが1つに決まっているときです。
- 算数の1単元だけが崩れている
- 記述の添削だけを受けたい
- 志望校の過去問の解説を、集団塾では受けられない
「全体的に不安だから」で足すと、宿題が2倍になるだけです。 足りないものが言葉にできないなら、まず今の塾の先生に相談してください。
集団塾と個別指導の組み合わせ
いちばん多いのが、集団塾に個別指導を足す形です。
- 個別は、集団塾の宿題やテストの解き直しに使う
- 新しい教材を個別で増やさない
- 個別の先生に、集団塾の進み方を伝えておく
個別指導が集団塾と別の解き方を教えると、子どもが混乱します。 同じ問題を2通りで教えられて、どちらも身につかないことがあります。
時間と体力を先に数える
併塾を決める前に、1週間の空いている時間を書き出します。
- 学校と集団塾の時間を埋める
- 宿題にかかる時間を埋める
- 睡眠を9時間取る
残った時間がほとんど無いなら、併塾は無理です。 睡眠を削って通わせると、集団塾の授業のほうで集中が切れます。
費用は2倍以上になる
個別指導は集団塾より1時間あたりの費用が高いのがふつうです。集団塾の費用に個別を足すと、月の費用が2倍を超える家庭が多いです。始める前に、いつまで続けるかを決めておきます。
やめる基準も決めておく
併塾は、始めるよりやめるほうが難しいです。「補いたかった単元のテストで点が取れたらやめる」のように、始める前に終わりの条件を決めておくと、惰性で続けることを防げます。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。