
算数の過去問の使い方
算数の過去問は、大問の構成と配点を年度をまたいで見ると、その学校の型が分かります。落とした問題を「ミス」と「解けない」に分けて記録し、単元へ戻す手順をまとめます。
算数の過去問は、点数を見るより、大問の構成を見るほうが先です。中学の算数は、学校ごとに問題の並びがほぼ決まっています。
大問の構成を年度をまたいで比べる
3年分の問題を横に並べて、大問ごとに何が出たかを書き出します。
- 大問1は計算だけか、小問集合か
- 大問2以降は、どの単元が毎年出ているか
- 最後の大問は、図形か、規則性か、速さか
毎年出ている単元は、来年も出ます。 そこを固めるのが、いちばん確実な点の取り方です。
配点と時間から、捨てる問題を決める
大問ごとの配点が分かる学校では、1点あたりに使える時間を出します。試験時間が50分で100点満点なら、1点に30秒です。
- 配点が低く、時間がかかる問題は後に回す
- 最後の大問の(3)や(4)は、手をつけなくても合格最低点に届くことが多い
- 手をつけない問題を、解く前に決めておく
「ミス」と「解けない」を分けて記録する
間違えた問題は、理由で2つに分けます。
- 解き方は分かっていたが、計算や読み違いで落とした
- 解き方が分からなかった
1と2では、やることがまったく違います。 1は見直しの手順を決める問題で、2はその単元に戻る問題です。混ぜて「間違えた問題」としてまとめると、どちらも直りません。
解けなかった単元は、例題からやり直す
2で落とした単元は、いきなり過去問を解き直さず、その単元の型を1問で確かめてから戻ります。当サイトの単元ページには、型がまるごと見える例題を置いています。
過去問は仕上げの教材です。 型が入っていないところに過去問を重ねても、点は動きません。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。