国語 — 随筆の読み方
随筆は物語文とも説明文とも読み方が違います。体験と感想の切れ目を見つける方法と、設問で問われやすいところをまとめます。
随筆は、筆者が自分の体験を書き、そこから考えたことを述べる文章です。物語文のように登場人物の心情を追うのでも、説明文のように主張を追うのでもありません。
体験と感想の切れ目を見つける
随筆はおおむね次の順に進みます。
- あるできごと(体験)
- そのとき思ったこと
- そこから広がった考え
2と3の切れ目に線を引くと、文章の形が見えます。設問で問われるのは、ほとんどが3の部分です。
事実と意見を分ける
「駅で傘を借りた」は事実です。「人の親切は思いがけないところにある」は意見です。
文末に手がかりがあります。「〜した」「〜だった」は事実、「〜と思う」「〜のではないか」「〜だろう」は意見です。
話が飛ぶところに注意する
随筆は、話題が急に変わることがあります。子どものころの思い出から、いまの町のようすへ。この飛び方そのものが筆者の考えを表しています。
「ところで」「そういえば」「話は変わるが」が出てきたら、そこで区切って前後をつなげて考えてください。
ユーモアや皮肉を読み落とさない
随筆には、言葉どおりでない書き方が混ざります。「たいへん立派なごあいさつをいただいた」が、実は困っている場面かもしれません。
前後のできごとと合っているかを確かめると見分けられます。設問になりやすいところでもあります。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。