算数 — 数の性質(倍数と約数)
倍数と約数は、公倍数と公約数まで進むと急に難しくなります。どちらを使う問題かを見分ける手がかりと、つまずきやすい場面をまとめます。
倍数と約数は小5で習い、そこから最大公約数・最小公倍数へ進みます。言葉は知っているのに問題が解けない、という形でつまずくことが多い単元です。
どちらを使うかを見分ける
問題文の形で、ほとんど決まります。
- 「分ける」「あまりなく配る」… 約数を使います。同じ数ずつ分けるので、もとの数を割り切る数を探します
- 「そろう」「同時に」「重なる」… 倍数を使います。3日ごとと5日ごとが重なる日、といった形です
この見分けを声に出して言えるようにすると、手が止まらなくなります。
あまりのある問題
「3で割ると1あまり、5で割ると1あまる数」のような問題です。
あまりがそろっているときは、そのあまりを引いた数が公倍数になります。上の例なら、1を引いた数が15の倍数です。
あまりがそろっていないときは、小さいほうから書き出して最初に当てはまる数を見つけ、そこから公倍数ずつ足していきます。書き出しは遠回りではありません。
約数の個数
素因数分解して、指数に1を足してかけ算します。60なら2が2個・3が1個・5が1個なので、3かける2かける2で12個です。
この形は覚えるだけで点になります。 約数の和も同じ考え方で出せます。
つまずいたときに戻る場所
公倍数・公約数が苦手なときは、素因数分解に戻るのがいちばん近道です。数を素数のかけ算に直す練習を、2けたの数で20問ほどやると景色が変わります。
この記事は当サイトが書いたものです。学校ごとの入試の決まりは学校が公表しているものが正しいので、出願の前に必ず公式サイトでお確かめください。